■ ID | 944 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 都市近郊農作物の収量に対するオゾンのクリティカルレベルの評価 |
■ 著者 | 米倉哲志
埼玉県環境科学国際センター 篠原慎弥 東京農工大学大学院 伊豆田猛 東京農工大学大学院 三輪誠 埼玉県環境科学国際センター 小川和雄 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
■ 出版年 | 2007 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第48回大気環境学会年会、平成19年9月5日 |
■ 抄録・要旨 | オゾン濃度が比較的高い都市近郊地域で栽培されている10種の農作物の収量に対するオゾンの影響とその種間差異を調べた。その結果に基づき、農作物保護の観点から考えた場合の適正な(許容できる)オゾンレベルについて検討するために、オゾンのクリティカルレベルなどの評価を行った。
それぞれの農作物において、1ヵ月間値に換算したAOT40(6:00〜18:00の40ppb以上のオゾン濃度の積算ドース)と、浄化空気区の収量を100とした時の各オゾン処理区の収量の相対値との関係について検討した結果、オゾン感受性に種間差異が認められ、日本の都市近郊で栽培されている比較的オゾン高感受性の農作物を対象としたオゾンのクリティカルレベルとしては、1ヵ月のAOT40で約1ppm・hが妥当な値ではないかと考えられた。 |
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